日曜日の朝、トムは黄色い愛車で、ある街へきた。すると、

スージーが大きな"赤いカブ"を、
トムの目の前に
落っことした。
(コロンと)。





ドキがムネムネで、心拍数がドキドキ高まるトム、

ふり向いたらどうしよう。でも
ふり向いてほしい。まるで
ストーカーのように
スージーを追う、トムであった





スージーは”歌舞伎”が好きで”カブ”を持っていたらしい。

仕事は証券会社。やはり『カブ』を
売っている。 トムはスージィが
大好きになった。 わかりやすくて、
云うことなし!?と





スマホで伝説の三沢v小橋戦を見て涙するトム

ノアの三沢選手の 死にトムは
号泣した。 つられてスージーも
目をまっ赤にする。 でも
スージーはプロレスの事を
何も知らない。





泣いたり、笑ったりと忙しい二人。トムは『うん、結婚しよう。』と思った。

教会での結婚式は二人の
将来に。後ろを走る名鉄電車は
燃える太陽に思えた。





突然、『帰る。』といって駅へ向かうスージー。「あれぇ?』

>

後ろ姿に『若しゃち亭の”
カレーうどん”喰わへん?』
とメールしたトム。
『だめ、今日は
山本山屋の”味噌にこみ!”』
とスージー。





天国から地獄まで、とまではいかないが、なんと言うか…、

きつねに騙されて、
たぬきのぬいぐるみと 喋ってた
みたいな………、変な気持ち?
の、トムだった…………
。「次回へつづく」